「英語ができないとダメ」という風潮は、ちょっと違う気がするのです。それ以前に考えるべきことがあるのではないですか?

「グローバル」という言葉がよく聞かれるようになっている今、英語が必須の能力のように扱われることもおおくなってきていますよね。でも、英語ができないとダメ、という考え方はむしろ時代遅れで、英語力の前に身に付けるべき大事なことがたくさんあるんじゃないかと思うんです。

 

確かに、小学校で英語の授業が始まったなんてニュースに触れると、ちょっと焦ってしまう気持ちはわかります。でも、いったん落ち着いて、「そもそも、何のために英語を勉強するのだろうか?」「どんな人にも、英語は必要不可欠なのか?」といったことを考えてみるべきなのではないでしょうか?

 

せやねん!まず大事なのは、「自分にとって何が必要か」っちゅーことや!

まずは「英語を身に付けて、何をするか」ということを考えなあかん。世の中にはいろんな仕事があって、優先して学ぶべきことはそれぞれ違うはずや。例えば、プログラミングに興味のある人だったら、英語より先にC言語やらJavaやらPHPといったプログラミング言語を学ぶべきやろ?その中で、英語が必要になる場面があったら、そこで身に付ければええいうことや。

 

つまりな、英語だけを特別視するんやなくて、いろんな分野のスキル、学生さんなら学校の科目、そういうものと英語を並列に見比べることがまず必要やで!っていうこと。得意なことをしっかり勉強して、「使える筋肉」を身に付けていくほうがよっぽど有意義。英語なんてしょせんコミュニケーションツールやし、基礎体力の付いてへん人がいきなり高度なテクニックを身に付けようとしてもうまくいかないのは明らかやろ?ドリブル力やシュート力、スタミナのないサッカー選手が、いきなりマルセイユルーレットを身に付けても、試合には出られへんのと同じことや。

 

大人の皆さんであれば、学生時代に何となく「英語ができなアカン!」と思い込まされたことを、もう一度考え直してみるべきやで。そしてお子さんのいる人は、英語力は必須という価値観を押し付けたらアカン!もちろん、英語が得意やったり、必要な環境にいたりするのなら、キッチリ英語を勉強したらええねん!

 

 

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