「語学留学するなら、アメリカ、イギリス、オーストラリアが鉄板!」とかいう考え方、ちょっと違うと思うんです。

英語圏の国での会話は、右も左も全て英語。これは当たり前のことです。だから留学先として選ばれることも多いのでしょう。でも、ちょっと考えてみてください。英語圏の国は、本当に英会話のためにベストな環境と言えるのでしょうか?確かに、英語の中に身を置くことにはなります。でも、あなたは「英語を聞きに行く」のですか?それとも「英語を学びに行く」のですか?

 

英語を学ぶから英語圏に行く、というのはベストなようで、実はそうでもないんですよ。どういうことなのかは、仙人様が詳しく、新たな提案とともに教えてくださいます。

 

わざわざ留学して英会話を勉強したいんやったら、バイリンガル&バイカルチャーの国に行くほうがよっぽど有意義やで!

「英語を習うなら、『第一言語が英語圏の国』やろ!」っていう発想、ちょっとネイティブに対して過大評価しすぎなんちゃうか?ちょっと考えてみてほしいねん。英語圏の国の人は、子供の頃から英語をわがものとして生活しているわけやから、「『個々の留学生が必要としている英語』を改めて教える」ことには、あまり長けていないんちゃうの?ってワシは思うんやわ。

 

そこでワシが提案したいのは、「バイリンガル・バイカルチャーの国」に留学することや。母国語がありながら、英語も大いに使われている国。香港とか台湾とかマレーシアとかフィリピンとか、そのあたりがおすすめや。まあ二次的なことやけど、距離も近いし、航空券も物価も安いから、打ってつけやと思うで。

 

で、そういう国の講師は、「バイリンガル=母国語以外の言語を学んだことがある」「バイカルチャー=母国以外のカルチャーの中で暮らしたことがある」という経験があるわけやろ?だから、母国語ではない英語を学ぶ難しさとか、伝えるためのスキルとかを、体験的に知っている可能性が高い。引き出しが多くて、第二言語として英語を学ぶ日本人にうってつけやと思うねん。

 

「ネイティブの猿真似じゃない、自分たちの英語」を持っている彼らの姿勢に、日本人は「My english=『Me』」を習得するうえで、自分を重ねられるはず。だから、日本からほど近いアジア圏、香港やマレーシアに留学するほうが、よっぽど有意義な経験になるんちゃうかなー?ってワシは思う。

 

 

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