そもそも、ビジネスを知らない人間が「ビジネス英会話」を教えるってどうなん?

「ビジネス英語」を教えている英語講師のバックボーンって、どんなものなんやろ?

 

もし母国では普通にガソリンスタンドとかスーパーマーケットとかで働いていたようなお兄ちゃんが講師やったら、例えば「総合商社の営業マンがアジア圏への進出にあたって現地プレゼンする場で使える英語」とか、知ってるんやろか?適切な表現や、効果的な話の運び方とか、指導できるんやろか?講座名に「ビジネス英語」とか書いてあるからって、信頼してしまってええんやろか?

 

とくに「ビジネス英語」の講師には、最低限の資質と向上心が必須だと思うのです。

「英語でビジネス上でのやり取りをしたい」…そう考えている人なら、少なくともビジネスパーソンの英会話講師から学ぶべきです。門外漢から雰囲気英語を習ったところで、何の役にも立たないですから。ここまでは仙人様がおっしゃるとおりで、講師には、少なくともビジネスの素養が必要なのです。

 

そこに私から少し付け加えさせていただくなら、さらに講師には「向上心」が必要!ということ。たとえその講師がビジネスパーソンだからといって、すべてのビジネスジャンルを網羅しているわけではありませんよね。ビジネスの基本は踏まえていても、自分の知らない業種・業界ならではの用語や言い回しについて、生徒さんから教えを乞われることもあるはずです。

 

例えば、コンストラクションが主軸の会社に在籍したことのある人にとっては、金融関係の専門用語はちんぷんかんぷんかもしれません。なので、講師には向上心が必要なのです。求められているビジネスジャンルについて勉強し、専門用語を身につけ、ときに生徒さんとともに適切な英語をデザインしていく。そうやって生まれるのが、上質なビジネス英会話であり、多くの人が身につけるべき理想の英会話なのでは?と思うのです。

 

 

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