ネイティブ講師を前に、低姿勢になるのはなんかおかしいと思うねん。

日本人は良くも悪くも、控えめで遠慮がちなところがあるな。もちろん、講師に対して敬意を払うのは当然のことや。でもな、どうもその姿勢があまりにも低すぎるような気がしてならんのやわ。

 

たとえばな、“May I speak…”から会話を始めたりするのは、丁寧ではなくて、妙な低姿勢。あ、あと、レッスン後に講師から “You did a good job!”とか褒められて喜ぶのも、なんか気持ち悪いわ。「good job」できるかどうかは講師側であって、生徒側ちゃうからな。

 

英語講師は教師ではないのです。

多くの人にとって、これまで学びの場というのは、学校だったのではないでしょうか。そこでは、教師と生徒という関係があって、立場的にも年齢的にも、圧倒的に教えてもらう生徒のほうが弱かったといえます。つまり、何かを教わる時、多くの人はどうしても低姿勢になってしまう癖がついているのかもしれません。

 

でも、英会話を学ぶとき、そこにあるのは一個人同士の関係性です。さらにいえば、ネイティブの講師が英語を話せるのは、それが母国語なので、当たり前のことです。別に偉くも何ともないのです。さらにさらにいってしまえば、そもそも生徒はきちんと授業料を払い、講師たちはそれでギャランティを得ているのですから、もう、へりくだる必要はどこを探しても見当たりません。

 

レッスンの最後に、生徒のほうから “You did a good job!”と言ってあげてもいいくらいなのです。逆に講師のほうから “Did I do a good job?”と生徒に聞いてみるような姿勢があるべき姿なのではないか?そういうことを仙人さまは言いたいのだと思います。

 

 

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